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集団指導塾のメリットと注意点



塾で授業を受けるとき、講師と塾生は1対1が良いでしょうか。それとも、ひとりの講師に対して複数の塾生がいる環境で授業を受けたほうが良いでしょうか。どちらの授業スタイルも一長一短であり、前者には後者にないメリットがあり、後者には前者にないメリットがあるとも言えます。子どもの適性に合わせてベストと思える塾を慎重に選びたいところです。

そこで、まずはそれぞれの特徴を知りましょう。ここでは集団指導スタイルの塾について、メリットと注意点をご紹介します。

集団指導塾のメリット

集団指導塾のメリット

マンツーマンあるいは塾生2~3人で授業を受ける「個別指導塾」に対し、塾生が集団でひとりの講師から授業を受けるスタイルを採る塾が「集団指導塾」です。集団で授業を受けることで、次のような様々なメリットが考えられます。

選び抜かれた講師がいる
集団指導塾の講師はデモンストレーションや難解な教科試験など厳しい採用試験を突破した、プロの講師がほとんどです。一方、個別指導塾の講師は大学生のアルバイトであることも珍しくありません。もちろん、アルバイトでも素晴らしい実力や情熱を持った講師はたくさんいますが、そうではない講師もおり、個人差が出るのはやむをえません。
他の子どもと切磋琢磨できる
塾生同士はライバルや友人になれます。例えば、ひとりで集中して勉強できないタイプの子どもは、塾で周りの友人たちが勉強に励む姿を見て「自分もやらなければ」と刺激を受け、モチベーションが上がります。学力レベルが同等の友人に出会い、勉強や受験に関する相談や情報交換をすることもできます。
信頼できるカリキュラム
受験の最新動向をふまえ、考え抜かれたカリキュラムや教材が用意されています。そのカリキュラムは子ども自身やひとりの講師の独断ではなく、プロの講師たちが集まって作る物なので、迷うことなく実行していけるでしょう。特に志望別コースがある場合は、目指すゴールに向けて必要な学習を効率よく行なえるよう綿密に計画されています。
料金が比較的リーブナブル
講師ひとりで複数の子どもを同時に指導できるため、塾を運営する側としても授業料を比較的安く設定できます。

集団指導塾を選ぶときの注意点

集団指導塾のメリットはたくさんありますが、もちろん注意しておきたい点もあります。代表的な物は次のような点です。

授業に付いていけなくなる

進学塾の授業スピードは学校よりも早く、しかもカリキュラムが年間を通して決められています。そのため、子ども自身が塾の授業に付いていく努力が必要です。塾を休むと1回分の授業を受け逃してしまうため、体調を崩しても休めないという問題もあるでしょう。

また、集団のなかでは質問しづらい、という問題もあります。分からないことが出てきたとき、自分から質問や相談をする積極性がないと理解が遅れていくことになります。

気を抜くことができる

集団で授業を受けるため、塾生一人ひとりの緊張感が低くなりがちです。ときには聞き流したりぼんやりとしたりすることがあっても、授業は進んでいきます。放っておくと楽なほうへ流れてしまうタイプの子どもは注意が必要です。