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個別指導塾のメリットと注意点



近年、個別ブームと呼べる程、個別指導スタイルの塾が増えています。子ども一人ひとりの学力やペースに合った指導が受けられる、などの良いイメージから人気が高まっているようです。

しかし、本当に「個別指導塾が自分にはベストなのか」、「集団指導塾のほうが我が子には合っているのでは?」と、塾を選ぶ前に一度冷静に比べてみるのはいかがでしょうか。

ここでは個別指導塾のメリットのみならず、一般的な注意点も併せてご紹介します。

個別指導塾のメリット

個別指導塾のメリット

講師ひとりに対し、塾生が1~3人という状態で授業を行なうのが「個別指導塾」です。講師からマンツーマンで指導を受けられ、質問しやすい環境であることから様々な利点があります。具体的には次のようなメリットが考えられます。

個人に合わせて指導する

講師は塾で用意されたテキストをベースに授業を進めますが、分からない点があれば基礎に戻って指導することもできます。塾生それぞれの理解度に合わせて説明の仕方や宿題の出し方を変えることもできます。褒めて伸びるタイプの子どもには褒める、負けず嫌いの子どもにも競争心を刺激するなど、きめ細かな指導もしやすくなるでしょう。

子どもも周りに他の塾生がいないことで、「質問をすると恥ずかしい」と思わずに気軽に質問できます。

他校の子どもがライバルに

同じ個別指導スタイルの家庭教師とは違い、個別指導塾では全国模試や定期テストを受ける機会に恵まれます。テスト結果によって他校の子どもに比べて自分の習熟度はどうか、と意識できます。こうしたライバル意識や競争心が、受験勉強でくじけそうになったときの支えになることも多々あります。

緊張感を持って勉強できる

生徒1~3人という授業環境では、「サボる」とすぐに講師に見抜かれます。緊張感を持って取り組めるので学習の濃度が上がります。

個別指導塾を選ぶときの注意点

良いイメージを持たれがちな個別指導塾ですが、次のような注意点もあります。メリットだけではなく注意点もふまえたうえで、納得して塾を選びましょう。

3人体制やブース性でも個別指導

個別指導塾のなかには、講師ひとりに対して塾生3人という授業スタイルも存在します。講師があるひとりに指導している間は、他の2人は質問ができません。他の2人のペースを乱さないよう、体調を崩しても授業を休みづらいという問題があります。

また、個別指導ブースを設けていて、大勢の生徒が個別のブースで学習をする間、講師が順番に回ってくるという個別指導スタイルもあります。

これらのケースでは、マンツーマンならではの質問のしやすさ、きめ細かや指導など期待した物が得られない可能性もあるでしょう。

講師がアルバイトである可能性も

大学生などがアルバイトで講師を担当するケースも少なくありません。講師の研修体制や採用試験の厳しさは塾によってマチマチで、なかには簡単な学力テストと面接だけで講師を採用している塾もあります。そのため、講師の実力ややる気に差が生じやすくなります。

料金が割高

集団指導塾に比べて、授業料は高くなりがちです。