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小学校設立(名進研)



2012年(平成24年)、東海地区でも指折りの進学予備校「名進研」が名古屋市内に私立小学校を設立し、話題になりました。これまで中学受験や高校受験に定評のある同予備校が、小学生に対してどのような教育を行なうのか、など注目が集まっています。進学塾・予備校を運営する側にとっても、少子化を受けて様々な変革が迫られるなか、新たな活路のひとつとして期待したいところです。

名進研の小学校とはどのようなものなのでしょうか。ここでは、その概要をご紹介します。

名進研小学校はどんな学校?

名進研小学校はどんな学校?

名進研小学校」は名古屋市内でも緑豊かな地区として知られる守山区に誕生。2012年(平成24年)4月に1~3年生の生徒計155名でスタートを切りました。同校の公式サイトによると、設立の原点は2000年(平成12年)~2010年(平成22年)初期のゆとり教育実践を主な要因背景とした子どものたちの「学力低下、向上心・上昇志向の欠如」などを憂慮し、「素晴らしい人的資源と日本人本来の誇り」を「教育再生」によって取り戻すこと、となっています。また「塾ではできないことをしたい」という思いもあるようです。

自然豊かな環境

学校の建設地に元々あった谷や雑木林を活用し、自然豊かな環境を整えています。谷のあった場所には井戸水を使った小川が流れ、雑木林はアスレチックや散策小道のある森として生かされています。教室の前にはウッドデッキのテラスがあり、休み時間には軽く体を動かしたり、観察庭の植物を見ることができます。

インテリジェンスで快適な施設

270人まで収容できる大型ランチルームがあり、生徒がクラスや学年の枠を越えて交流しながら食事ができます。その横には能舞台もあり、ランチルームを観客席として能を実践するなど日本の伝統文化を学ぶ場を整えています。他にも伝統文化を学ぶ授業として、お茶の道具を備えた和室で茶道や華道、礼法などを学ぶことができます。

また、敷地内に馬を飼っていて、乗馬体験ができます。普段から馬の様子が見られるなど生き物とふれ合う機会も用意しています。

学費や時間割は私立小学校の相場とほぼ同じ

年間に必要な学費は授業料60万円、施設利用料15万円、教材費12万円、給食費12万円。初年度のみ入学金20万円がかかります。これは私立小学校の学費の相場とほぼ同じ。始業・終業時間は1~6年生まで平日は朝8時30分~16時20分頃、土曜日は12時頃までとなっています。

予備校が母体という強みを生かして

名進研と一般的な私立小学校との大きな違いは、実績ある予備校が母体であるという点です。この違いを強みとして同校では次のような点をアピールしています。

先生が専門家である

学校現場での実績を持つ先生と、塾講師として豊富な経験を持つ先生を組み合わせる「複数担任制」を導入しています。教科ごとに専門の先生が受け持つしくみも取り入れ、学力アップをはかれる質の高い授業を行ないます。

予備校や進学塾に通わなくてよい

学校の授業を丁寧に行なうことで、塾に通わなくてもよい環境を作ることが同校の目標のひとつになっています。私立中学受験に通用できるよう、進学塾である「名進研」の教育システムを導入した独自のカリキュラムを設定しています。必要に応じて、個別指導や補習も行ないます。